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類別 李朝
路徑 JDirectItems Auction > 古董、收藏 > 工藝品 > 陶藝 > 中國、朝鮮半島 > 李朝
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JDirectItems Auction 古董、收藏 工藝品 陶藝 中國、朝鮮半島 李朝
本/茶碗-高麗茶碗と御本/高麗茶碗とは-古雲鶴.三島.刷毛目.粉引.堅手.熊川.呉器.大井戸.青井戸.井戸脇.斗々屋.他/高麗と御本の質問室/茶道

●特集タイトル!

●名残りの茶事-濃茶席-伝世の堅手茶碗を主

役に ●同-薄茶席-御本黄伊羅保で秋らしく

同ー澄心庵.名残の茶事に寄せて-床.濃茶.薄

茶席 ●御本茶碗の登場。

●同ー遠州好みの前期、御本茶碗。

●同ー御本茶碗の変遷。

●同ー御本茶碗の変遷。

●高麗・御本の質問室。

●表紙!!

  • 商品數量
    1
  • 起標價格
    1500円
  • 最高出價者
  • 開始時間
    2025年03月08日 22時19分(台灣時間)
  • 結束時間
    2025年03月15日 22時19分(台灣時間)
  • 拍賣編號
    b1131345289
  • 商品新舊
    有傷損和汙損(在描述中說明)(說明)
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■■茶道誌■■  ■■『なごみ』■■  ■■『茶碗・②・「高麗と御本」』■「高麗茶碗とは」―高麗青磁/古雲鶴・(こうんかく)/三島・(みしま)/刷毛目・(刷毛目)/粉引・(こひき)/無地刷毛目・(むじはけめ)/堅手・(かたで)/玉子手・(たまごで)/熊川・(こもがい)/呉器・(ごき)/大井戸・(おおいど)・大井戸の約束/青井戸・(あおいど)/井戸脇・(いどわき)/斗々屋・(ととや)/蕎麦・(そば)/伊羅保・(いらほ)/柿の蔕・(かきのへた)■■  ■■「織部の時代の高麗茶碗」―御所丸・(ごしょまる)/彫三島・(ほりみしま)/金海茶碗・(きんかい)■■  ■■「御本茶碗の登場」―御本彫三島茶碗/遠州好みの前期御本茶碗/御本茶碗の変遷/新渡り御本■■  ■■「無作意の美を賞翫する」―目跡・(めあと)/井戸脇茶碗・(高台・見込み)/梅華皮・(かいらぎ)/片身替り・(かたみがわり)/火間・(ひま)/貫入・(かんにゅう)■■  ■■「高麗と御本の質問室」・(Q&A・11問)■■  ■■千利休/古田織部/小堀遠州茶道史Q&A―「喫茶の原風景」―わび茶の誕生■■  ■■李朝/高麗■■  ■■茶道/道具■■  ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『茶道誌』・・・■■



●●『なごみ』・・・●●

**”(1997年10月・通巻第214号)”**



■■『特集』・・・■■


―”茶碗・2”―

●●『高麗と御本』・・・●●

**”監修・文-杉浦澄子/撮影-小林庸浩”**

**”約・40頁”**

★室町時代・侘茶の精神は・朝鮮の無名の匠の手による
 衒いのない茶碗の美を発見した。
 その後・茶人たちの美意識の変遷は・様々な作意を込
 めた注文茶碗・すなわち御本茶碗を生み出すにい至る。
 シリーズで学ぶ茶碗・第二回は・高麗茶碗と御本茶碗
 の魅力を紹介。



■発行日=平成9年10月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18×25.5cm。
■定価=840円。
■状態。
  ●表紙に、多少のキズ・ヤケが有ります。
  ●本誌内に・多少のヤケが見えますが
  ●大きなダメージは無く
  ●年代的には良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より・経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい。

 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!



●全・128頁・・・!!



●特集・「高麗と御本」・・・!!

  ◆は・約40頁です。

  ◆(なごみ・1997年・茶碗特集の・2冊目です)。

  ◆1冊目は・現在出品中・5月6日終了の・
        「茶碗 ① 唐物の時代」・になります。



●茶道史Q&A・「喫茶の原風景」・・・!!

**”谷端昭夫・(裏千家学園講師)”**

**”(6頁・白黒)”**

―”わび茶の誕生”―

  ★「茶の湯・『茶道』・という言葉はいつごろから
    使われたのですか。」

  ★「茶は・初めから・『わび』『さび』・の世界と
    いわれたのですか。」

  ★「『闘茶』・で勝と何が得られたのですか。」

  ★「『わび』・という意識を持ち込んだのは利休居
    士ですか。」

  ★「村田珠光は・『わび』『わび茶』・言葉を使っ
    たのですか。」

  ★「村田珠光はどんな茶道具を使ったのですか。」

  ★「村田珠光・武野紹鴎・利休居士・それぞれの茶
    はどこが違うのです。」



●蒐集・資料などの・参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります・・・!!

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。



●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



■■『高麗と御本』・・・■■

―”監修・文・杉浦澄子/撮影・小林庸浩”―

**”約・40頁”**

★室町時代、侘び茶の精神は、朝鮮の無名の匠の手によ
 る衒いのない茶碗の美を発見した。
 その後、茶人たちの美意識の変遷は、様々な作意を込
 めた注文茶碗、すなわち御本茶碗を生みだすに至る。
 シリーズで、学ぶ茶碗・第二回は、高麗茶碗と御本茶
 碗の魅力を紹介。

  ◆堅手茶碗。

  ◆御本茶碗。



―”侘びの季節の取り合わせ”―

●●「名残りの茶事」・・・●●


●「濃茶席」・・・●

―”伝世の堅手茶碗を主役に”―

  ◆風炉-畠春斎・鉄・平丸。

  ◆釜-九代宮崎寒雉・当代寒雉極。

  ◆水指―紹鴎信楽・桃山期。

  ◆茶入-古備前・江戸初期。

  ◆茶杓―片桐石州・共筒・内箱・玄々斎・外箱・淡
      々斎。

  ◆茶碗―堅手・李朝初期。

  ◆建水-李朝鉄砂。

  ◆蓋置-竹・鵬雲斎家元・在判・共箱。


●「薄茶席」・・・●

―”御本黄伊羅保で秋らしく”―

  ◆薄器-尻張棗・圓能斎在判・共箱。

  ◆茶杓―鵬雲斎家元作・銘・「閑居」。

  ◆茶碗―御本黄伊羅保。

  ◆替-色絵薩摩。

  ◆床―灰屋紹益筆・詠草・「山家月・桃山。

  ◆花入-時代籠。


―”名残りの茶事によせて”―

●「澄心庵」・・・●

 ★床。

 ★濃茶・薄茶席。



●●『高麗茶碗とは』・・・●●

★中国の唐物茶碗に対して朝鮮の茶碗を高麗茶碗という。
 およそ、十世紀から十四世紀までが高麗王朝十五世紀
 から十九世紀までが李朝。
 高麗茶碗といってもほとんどは李朝になってからのも
 ので、約六百年間日本に渡りつづけてきた。

★鎌倉期、南北朝から喫茶の風習は禅院を中心にひろま
 り、足利時代には将軍家を中心に上級社会へと普及し
 てゆく。
 台子点前であり唐物道具が尊重された。
 応仁の乱後の荒廃した世情は無常観が一層徹底した社
 会の価値も変わり、民衆が一揆をおこす世情となる。
 京都・堺の裕福な町衆たちにも喫茶は流行し、台子点
 前をはなれた侘び茶が唱えられた。
 村田珠光・武野紹鴎・千利休らは道具の美術鑑賞から
 一歩奥へ踏み込んで、茶の湯の一座建立に人間の心の
 協調共存をめざした。
 侘びとはものの足わぬこと、この世は苦であり無常で
 ある。
 完全な美をよりどころとする唐物茶碗ではなく、無心
 で自由、かつ素朴な高麗茶碗こそ、侘びの美意識にふ
 さわしいものとしてとりあげた。


●「高麗青磁」・・・●

  ★高麗青磁は、その多くが高麗時代に焼からた数少
   ない茶碗。
   唐物の青磁と比べて渋みを帯びた沈んだ色である。

  ◆高麗青磁茶碗。


●「古雲鶴・(こうんかく)」・・・●

  ◆狂言袴茶碗・銘・「浪花筒」。
                ・潁川美術館。

  ★文様を彫り、白土や赤土をうめて青磁釉をかけて
   焼く象嵌青磁の技法が用いられている。
   この手の茶碗は、高麗時代後期から李朝初期の作
   といわれる。
   雲と鶴の文様の茶碗を雲鶴と呼び、象嵌青磁の一
   種で、狂言師のはく袴の紋に似た丸文が施された
   ものを狂言袴という。


●「三島・(みしま)」・・・●

  ◆上田暦手三島茶碗。
                ・根津美術館。

  ★高麗時代の象嵌青磁の技法が李朝になって退化し
   たもの。
   井戸とともにもっとも早くから日本に伝えられた。
   文様が静岡県三島市三島神社が発行する暦に似て
   いることから名づけられたという説がある。
   暦手三島・礼賓三島・花三島・掻き落とし手三島
   ・彫三島に分類する。


●「刷毛目・(はけめ)」・・・●

  ◆刷毛目茶碗・銘・「水鳥」。

  ★刷毛で白泥を塗って装飾し透明釉をかける。
   三島と共通した作風で竹の節高台、平茶碗が多い。
   スピード感にみちた刷毛の勢いや、かすれた感じ
   が独特の景色をなして茶人の間でよろこばれる。
   また、茶碗の胴や見込みにひと刷毛だけをつけた
   ものを、外刷毛とか内刷毛と呼ぶ。
   この茶碗の銘は、見込みに見られる雨漏の染みが
   、水面に浮かぶ水鳥の姿の様に見えることに由来
   する。


●「粉引・(こひき)」・・・●

  ◆粉引茶碗。

  ★茶碗全体に、白泥と化粧がけをした様子が粉を引
   いたようなので、粉引・または、粉吹・(こぶき
   )・と呼ぶ。
   写真の茶碗は時代がついて、白というより飴色を
   呈している。


●「無地刷毛目・(むじはけめ)」・・・●

  ◆無地刷毛目茶碗。

  ★白泥を用い透明釉をかけて焼いたものだが、刷毛
   を使わずに、内部は白泥を全体に柄杓でかけ、外
   側は胴半分までズブがけにしている。
   また、白化粧でなく刷毛目のものもある。


●「堅手・(かたで)」・・・●

  ◆堅手茶碗・銘・「秋かぜ」。
                ・静嘉堂美術館。

  ★堅手とは・素地が焼き締り・手ざわりの堅い感じ
   がするところから出た名称。
   焼く成る年代は・李朝初期から後期に及ぶ。
   そのため堅手に分類される茶碗は作行や釉薬の調
   子も様々である。
   写真の茶碗は・釉薬が青味を帯びていかにも涼し
   げで・「秋かぜ」・の銘が全体の印象をよくあら
   わしている。


●「玉子手・(たまごで)」・・・●

  ◆玉子手茶碗・銘・「小倉山」。
                ・静嘉堂美術館。

  ★薬調が黄ばんだ乳白色で卵の殻のような貫入があ
   ることからそう呼ばれる。
   ・(略・・・・・)。


●「熊川・(こもがい)」・・・●

  ◆鬼熊川茶碗・銘・「田子月」。
                ・東京国立博物館。

  ★口造りは外側に端反りで・まるくふっくらと張っ
   た胴。
   いわゆる熊川形竹の節高台で見込みの茶溜りに鏡
   があることも熊川の約束といわれている。
   ・(略・・・・・)。


●「呉器・(ごき)」・・・●

  ◆尼呉器茶碗。
                 ・藤田美術館。

  ★禅寺で使う漆の椀に形が似ていることが名称の由
   来とされる。
   ・(略・・・・・)。


●「大井戸・(おおいど)」・・・●

  ◆大井戸茶碗・銘・「有楽」。
               ・東京国立博物館。

  ★数ある高麗茶碗のなかで、最も声価が高い。
   井戸茶碗には名物手といわれる大井戸のほか青井
   戸・小井戸・小貫入井戸などの種類がある。
   井戸という名称は、所持者の名前・(井戸若狭守
   )・によるものであるとか、見込みの深さを形容
   してのことであるとか、焼成された地名に由来す
   るなど、諸説様々である。
   写真の大井戸は、織田有楽の所持品であったと伝
   えられ・「喜左衛門」・「筒井筒」・「加賀」・
   「細川」・と並んで名物手のなかでも屈指の名器
   である。

  ―”大井戸の約束”―

  ★口径15センチ前後の深い朝顔形の姿。
   厚くかかった枇杷色の釉薬。
   ゆったりと胴にめぐる轆轤目。
   竹の節高台と高台脇の力強い削り跡。
   高台付近に生じた梅華皮・(かいらぎ)。
   見込みの自然な茶溜り。


●「青井戸・(あおいど)」・・・●

  ◆青井戸茶碗・銘・「瀬尾」。
                ・福岡市美術館。

  ★全体に釉薬が青味を帯びているためにこの名があ
   る。
   大井戸よりも小さく、開いた姿だが作風はよく似
   ている。
   渋い青は侘びの茶風が好む枯れた風情。
   因みに、小井戸とは、大井戸と比べて小ぶりで薄
   作、小貫入は釉に細かい貫入のある小ぶりな井戸
   のことをいう。


●「井戸脇・(いどわき)」・・・●

  ◆井戸脇茶碗・(二種)。
                ・福岡市美術館。

  ★井戸茶碗の条件を必ずしも備えてはいないが釉薬
   の調子や土味が井戸と似ている茶碗を井戸の脇に
   あるという意味から、井戸脇とよんでいる。
   そのため、写真右の茶碗は、高麗茶碗には珍しい
   筒形だが、これも井戸脇茶碗に分類される。


●「斗々屋・(ととや)」・・・●

  ◆斗々屋茶碗。
              ・サンリツ服部美術館。

  ★斗々屋は魚屋とも表記される。
   魚屋の店先に伏せてあったものを利休が発見した
   との説がある。
   鉄分のある細かい土で作られた・朝顔形に開いた
   平茶碗。
   本手斗々屋・利休斗々屋・平斗々屋に分類する。
   この茶碗は、斗々屋に属す。


●「蕎麦・(そば)」・・・●

  ◆蕎麦茶碗。
                ・李朝初期。

  ★その名称は・色が蕎麦を連想させるとも・井戸の
   系列で井戸の側・(そば)・をあててつけられた
   ともいわれる。
   ・(略・・・・・)。


●「伊羅保・(いらほ)」・・・●

  ◆釘伊羅保茶碗・銘・「苔清水」。
              ・五島美術館。

  ★砂まじりの粗い土で作られたため・手ざわりがざ
   らざらで・イライラした感じがすることからそう
   呼ぶ。
   も・井戸の系列で井戸の側・(そば)・をあてて
   つけられたともいわれる。
   ・(略・・・・・)。


●「柿の蔕・(かきのへた)」・・・●

  ◆柿の蔕茶碗・銘・「青柿」。
                ・五島美術館。

  ★茶碗を伏せた形が柿の蔕に似ている所から名づけ
   られた。
   鉄分が多い土味で・一見すると斗々屋にも似てい
   るが腰に弾がついてふくらみ・口造りが抱え気味
   になっているのが特徴。
   伝世品の数は少ない。



●●『織部の時代の高麗茶碗』・・・●●

★慶長から元和は古田織部の時代。
 利休の後をつぐ天下一の茶の湯者で、自由豪放な織部
 好みの茶碗・(御所丸・彫三島・割高台・金海の一部
 など)・がもたらされた。

★それ以前の利休や神谷宗湛らの茶人のいきのかかった
 高麗茶碗と考えられる、斗々屋・蕎麦・伊羅保などが
 渡来している。
 いま手元に発掘の李朝初期の無作為の平茶碗がある。
 陶土に鉄分があり白い長石釉がかかるので筒麦色。
 一杯の盛り切り飯の器、いわゆるサバル。
 低い竹の節高台で見込みに大きい鏡がありその内側に
 目跡が四つある。
 これを濃茶を練りやすくするために腰をさらに豊かに
 ふくよかにし、飲みよいように口造りがやや抱えこみ
 にと日本の茶人の作為が加えられて、蕎麦茶碗の約束
 となった。
 しかし、利休・織部の注文茶碗は、高麗茶碗に属し、
 寛永以降のものを御本という。


●「御所丸・(ごしょまる)」・・・●

★故意に歪められた沓形・黒と白にかけわけた釉薬など
 ・黒織部沓茶碗と共通点が多く・いかにも織部好みを
 感じさせる茶碗。
 朝鮮との貿易御用船だった御所丸に船載されてきたこ
 とが名称の起り。

  ◆御所丸茶碗・黒刷毛目。
                ・静嘉堂美術館。

    ★黒織部沓形茶碗・銘・「わらや」。
                ・五島美術館。


●「彫三島・(ほりみしま)」・・・●

  ◆彫三島茶碗・銘・「木村」。
                ・東京国立博物館。


●「金海・(きんかい)」・・・●

  ◆金海茶碗。
                ・静嘉堂美術館。



●●『御本茶碗の登場』・・・●●

★文禄・慶長の戦争のため日本と朝鮮の正式の国交は十
 年あまり絶えるが、慶長十二年に対馬の宗家と朝鮮と
 の間に条約が結ばれた。
 寛永十六年に釜山窯が始まり、日本の将軍・大名・富
 豪らの注文の手本による茶碗。
 その他の茶陶焼きが焼かれた。
 その茶碗を御本茶碗という。

★織部好みの彫三島・(21頁参照)・と檜垣文様・印花
 のデザインは同じであるが、写真の御本茶碗の彫三島
 は陶土がきめ細かくねばりがあるので、薄くのびやか
 で大ぶりに轆轤がひかれる。
 枇杷色の地に印花の白い文様は瀟洒で優美背景に日本
 人の美意識が流れている。

★江戸初期の茶の湯の指導者、小堀遠州の数寄の精神と
 考案により、釜山窯で日本の茶人である特定の燔師に
 より焼成された御本茶碗は、古い高麗茶碗の典型とし
 つつも、新しい美の型を生む。
 御本立鶴・御本雲鶴・御本三島・御本堅手・絵御本・
 御本半使・御本御所丸・御本金海・御本呉器・砂御本
 ・など非常に多様である。
 また、時代の好みでのその作行きは、前期は薄手で大
 ぶりで品よく、後期は小ぶりで厚作、退要的となる。

  ◆御本彫三島茶碗。


●「遠州好みの・前期・御本茶碗」・・・●

  ◆絵御本茶碗。

  ◆御本立鶴茶碗。


●「御本茶碗の変遷」・・・●

  ◆御本狂言袴茶碗。

  ◆御本刷毛目茶碗。

  ◆茂三半使釉茶碗。

  ◆茂三内刷毛目茶碗。

  ◆御本半使釉玄悦茶碗。

  ◆文字入御本茶碗。

  ◆絵御本茶碗

  ◆御本象嵌三島茶碗・(馬)。


●「新渡り御本」・・・●

  ◆新渡り御本花三島茶碗。

  ◆後熊川茶碗。

  ◆御本三島水指・(遠州好み)。



●●「無作意の美を賞翫する」・・・●●

―”自然物のごとき高麗茶碗の景色”―

**”(図版と解説)”**


―”目跡・(めあと)”―

★高麗茶碗はその多くが日用の雑器として作られた器。
 たくさんの茶碗を一度に焼くために、成形した茶碗を
 いくつも重ねて窯に入れる。
 その際、器と器がくっいてしまわないように、上の茶
 碗の高台畳付の部分と、下の茶碗の見込みの部分のあ
 いだに、いくつかの小さな粘土の塊を隔てとして挟ん
 だ。
 焼きあがって粘土を取れば、その痕跡が畳付きと見込
 みにのこる・(当然のことだがいちばん上に積み上げ
 られた茶碗の見込みには存在しない)・これが目跡で
 ある。
 目跡は高麗茶碗の見込み、高台と鑑賞する際の重要な
 景色とされる。
 使いこまれた茶碗の目跡は、黒ずみ、えもいわれぬ風
 格を醸しだす。
 また、粘土の塊の替りに隔てとして砂を置いた場合そ
 の跡は・「砂目」・と呼ばれる。

  ◆井戸脇茶碗・(高台・見込み)。


―”梅華皮・(かいらぎ)”―

★井戸茶碗などの高台付近にみられる釉薬の縮れを、梅
 の木肌に譬えてこう呼ぶ。
 梅華皮が生じる理由には、二つの条件が考えられる。

★轆轤びきのあと、高台を荒々しく箆で削り出すと、土
 がめくれて、ささくれだった状態になる。
 そこに釉薬をかけて焼成すると、肌に均等に釉がかか
 らず、縮れて固まる。
 また、重ね焼きを行うと、どうしても茶碗の腰から下
 の部分は温度が上がらない。
 このため、釉薬が完全に溶けていない状態、玉のよう
 に固まったままで窯出しされるころになる。
 梅華皮はことに井戸茶碗の豪快な味わいの条件として
 、茶人にやかましくいわれる。

  ◆大井戸茶碗・銘・「有楽」。
                ・東京国立博物館。


―”片身替り・(かたみがわり)”―

★釉薬の調子が半分づつ、あるいは一部異なっているこ
 とを片身替りと呼ぶ。
 焼成の際、窯の炎の酸素の量によって、同じ土、釉薬
 でも発色が異なる。
 酸素が少ない状態で焼かれることを還元炎酸焼成とい
 う。
 その逆に、酸素が多い状態で焼かれたときは酸化炎焼
 成。
 一般に長石釉の場合、還元炎では鼠色を呈し、酸化炎
 では赤味を帯びる。
 窯のなかで釉薬が溶けるとき、偶然の作用で、一部が
 酸化炎・一部が還元炎で焼かれるという不均等な焼成
 が行われると、片身替りの景色が生まれる。
 片身替りは、蕎麦・斗々屋・呉器などに多くみられる
 景色である。

  ◆御本半使茶碗。


―”火間・(ひま)”―

★全体にかけられるはずの釉薬が、一部かけのこされ、
 素地が見えている状態のこと。
 朝鮮の陶工が無造作に釉がけした際に、偶然生まれた
 ・「かけはずれ」・である。
 火間の印象が茶碗の景色となる場合も多い。
 不完全な美を尊ぶ侘びの美意識は、これを欠点とせず
 、見どころとしたのである。

  ◆熊川茶碗・(見込み)。


―”貫入・(かんにゅう)”―

★釉薬の表面にあらわれた細かなひび割れのこと。
 焼成した際の、釉薬と素地の収縮率の違いから生じる
 ことが多い。
 また、使い込まれていくうちに、ひび割れに湯や茶が
 しみこみ、貫入は黒く、よりはっきりと刻まれていく。

  ◆雨漏堅手茶碗・(見込み)。



●●『高麗と御本の質問室』・・・●●

―”杉浦澄子/聞き手・編集部”―

**”(Q&A・11問) ”**

 ★高麗茶碗が日本に渡来したころの、朝鮮半島の歴史
  的な背景を教えて下さい。

 ★高麗青磁のルーツは、やはり中国の青磁でしょうか。

 ★では、なぜ華やかな唐物に変わって、高麗茶碗が日
  本で好まれるようになったのでしょうか。

 ★高麗茶碗は日用の雑器であったと解説されています
  が、どのような用途に使われていたのでしょうか。

 ★高麗茶碗と御本茶碗の味わいの違いは、どの辺にあ
  るのでしょうか。

 ★高麗・御本が作られた朝鮮土の特徴について教えて
  ください。

 ★その顕著な例がいわゆる・「雨漏手」・ですね。
  もう少しくわしく教示ください。

 ★粉引・無地刷毛目・堅手の区別がもうひとつよく分
  からないのですが。

 ★茶席で使う際の高麗茶碗の格についてお伺いしたい
  のですが。

 ★高麗茶碗の取り合わせのポイント、濃茶・薄茶の使
  い分けなど教えてください。

 ★最後に高麗茶碗と御本茶碗とは、現代の茶の湯にと
  っていったい何なのでしょうか。
  ご意見をお聞かせください。


―”エッセイ”―

●●『高麗茶碗と私』・・・●●

**”三輪龍作・(陶芸家) ”**



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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   ・(日本郵便)。
   ・(1回1落札)。
●簡易包装。
   ・(包装指定は別途料金)。
●落札金額に関わらず同一の包装と
●させて頂きます。







■■注意■■

●質問は必ず事前にお願い致します。
●落札後のクレームはお受けできません。
●落札日より7日以内に必ず決算下さい。
●7日以内に振込み確認出来ない場合は落札者都合
●のキャンセルとして処理させて頂きます。
●取り置の場合でも、最初の落札日より7日以内に必
●ず決済下さい。
●いかなる場合でも決済後に・一度発送致します。


■■要注意■■

●入札の取消はいかなる場合でも不可能です
●質問欄での取消依頼もお受けできません。
●落札後は取引ナビにて詳細を連絡させて頂きます。
●電話での連絡はお受けできません。
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●ます。

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代標、代購服務越來越便利,但海外購物有一定的風險與問題,為了降低購物風險,提高購物的安全,請務必閱讀以下資訊:
收到商品:盡快確認檢查,商品規格、數量、配件,商品敘述是否符合。
假設不幸遇到問題,提供如何反應相關資訊: 一、商品缺少提供資訊範例
二、商品不符提供資訊範例
三、商品破損提供資訊範例
四、7-11店取商品破損提供資訊範例

提醒:
  1. 因賣家不願寄送海外,且不清楚商品被寄送海外,所以退換貨產生的國際運費,是需要由會員自行支付,請參考郵局 EMS 費用查詢,若是酒類 或 影響飛安商品 無法使用郵局寄送,僅能更改使用 DHL 寄送回日本。
  2. 請保持商品,外包裝完整性,包含託運單資訊,並禁止自行維修或改變原始狀況,若是有異動,丟棄 亦或 轉寄/委託代領者,或者空運商品抵台超過一周,及經海運商品,皆無法受理處理客訴案件。
  3. 若賣家同意退換處理,返品配達確認後,沒有異常或反應錯誤,商品會被退還,僅能協助寄送回台返還,會再產生往返海外當地運費,來回國際運費,及國內宅配費用。
  4. 日本與美國寄送返品費用不同,依照實際產生費用為主。
選擇國際運送
  1. 空運:抵台通知超過七天以上未確認商品狀況,產生客訴案件,將無法與賣家反應 或 評價處理。
  2. 海運:抵台時間超過一個月以上,無法與賣家反應商品疑慮、功能異常、給予評價...等。
  3. 海運商品缺少 或 收到錯誤商品,可協助詢問賣家,但若有其他因素(延遲領貨、認知不同、頁面相符...等),均不接受任何問題及客訴處理。

註:以上 有其他因素(延遲領貨、認知不同、頁面相符...等),均不接受任何問題及客訴處理。
常見問題與膺品處理方式
  1. 古董、名牌類商品收到發現為膺品,需要舉證正規品(正品)與仿冒品的差異清晰照片。
    若無法提供相關證明(僅限精品名牌),可協助尋找 日本當地第三方公正機關進行 精品鑑定服務 會員需自行負擔鑑定費用 及 海內外宅配和往返國際運費。
  2. 商品若有日本第三方公正單位證明後,我們會協助反映,但決定權在賣家手上,我們無法保證退貨成功。
  3. 古董類鐵瓶漏水,需要將漏水的地方拍攝清晰照片。
  4. 商品若是於國際運送或台灣國內運送損壞,需要提供台灣運送的外箱與商品外箱損壞清晰照片。

註:
1. 提供給賣家照片請勿有中文相關資訊,委託貨運公司取貨 或 非本人領貨,提領後無法受理破損遺失案件處理。
2. 若提供非日本當地開立依據/證明,將無法協助反映。
現場自取 若選擇現場自取服務,請於現場取貨時檢查商品狀態、數量、配件等相關問題,若遇到商品有問題時,請與現場客服人員反映,客服人員會與您確認商品編號,並且將商品拍照並建立客訴案件,同時會透過客服留言給您,將您的問題與希望處理方式一併交由處理人員進行確認並與賣家反應。
若當下無法提供相關資訊時(僅限贗品),請您於取貨後24小時內將照片拍照傳送至service@letao.com.tw 服務信箱中,利於樂淘明確與賣家反映。

註:若離開後反映商品損壞、缺件等相關問題,樂淘將無法協助處理。
黑貓宅配 / 7-11店取 / 大榮貨運
若選擇 黑貓宅配 / 7-11店取 / 大榮貨運 宅配服務,收到商品檢查商品後,有任何疑問需要協助處理,請盡快向樂淘反映,於2小時內反映,超過時間將不受理,以下提醒事項:

  1. 請勿將收到商品拆封使用,自行送修,且務必保留原始外包裝,利於後續處理相關事宜,避免商品更動過賣家不願處理。
  2. 電話聯繫客服人員,客服人員會留言給您,並且請您提供以下資訊:

您好
商品ID:___問題,會先幫您建立客訴案件,但需要請您提供商品問題2-3張清晰的照片,傳送至service@letao.com.tw 服務信箱,並告知我們您想要的處理方式(若未提供,會造成無法處理後續事宜),完成寄信後於客服留言訊息中告知,我們會盡快幫您與賣家確認,待處理人員處理後,若有相關疑問會再與您聯繫,感謝您的協助。
謝謝


重要提醒:
  1. 提供 (商品編號)
  2. 如果有(納品書)也請拍攝
  3. 外箱圖片(含內、外包裝)
  4. 商品圖片 (由於我們對於商品並非專業,請於圖片外附上說明,以利我們與賣家確認)
  5. 圖片背景切勿出現中文字樣及中文商品
  6. 請保持商品,外包裝完整性,包含託運單資訊,並禁止自行維修或改變原始狀況,若是有異動,丟棄 亦或 轉寄/委託代領者,或者空運商品抵台超過一周,及經海運商品,皆無法受理處理客訴案件。
  7. 相關資訊請您於48小時內提供,避免錯過反應的黃金時間,造成無法處理狀況
  8. 由於99%的日本賣家不願意與不清楚商品寄送海外,若賣家願意處理時,商品必需寄送回日本,因此產生的國際運費必需由會員負擔,而樂淘並無配合的貨運公司,會幫您使用郵局 EMS 國際快捷將商品寄送回日本,若是酒類 或 影響飛安商品 無法使用郵局寄送,僅能更改使用 DHL 寄送回日本。
  9. 由於購買海外商品,當商品發生問題時處理的程序與過程結束,需要一至二週時間左右。 提醒您可以至郵局的 EMS 方式查詢約略的費用
  10. 返品寄回海外賣家,經確認後,若是沒有異常,或者與賣家寄出時狀態有異動,賣家不受理處理,亦或買家反應錯誤的話,一般海外賣家會將商品退還給我們,會再產生往返的海外當地運費,以及商品返送回台的國際運費,抵台後會建立補寄案件,並於第二次付款內補收上述費用再加上當初寄回國外郵局ems國際運費,抵台後如需宅配,會再產生國內配費用
日本寄送日本/日本郵局海運/日本郵局EMS空運
無論任何原因,國際運送方式使用日本寄日本/日本郵局 運送服務,當發生商品問題時,無法接受客訴,不論交易中,運送中,或者收到商品有問題,未收到等情況,都無法協助詢問賣家,且不在四大保證範圍內。

由於商品轉寄至指定收件地點,無論賣家寄錯,到貨破損,會造成無法處理的困難,不接受任何商品問題及客訴處理,不接受退貨退款。
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