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【 ブランド 】
【 Altea / アルテア 】
アルテアというブランドネームには100年を越すサルトーリ家の歴史が刻まれています。
1892年、ミラノにジュゼッペ・サルトーリが一軒のネクタイ店を開店。たちまち評判になり、
洗練されたミラノっ子たちがクラシックでオリエンタルな雰囲気のブロケード織りのネクタイを買い求めました。
常に成長し続ける、たくましい生命力をもつ植物の名から社名をとり、1946年、アルテア社が誕生。
現在はミラノ郊外に本社を構え、 2005年にはミラノ市内にショップをオープンし、トータルルックを提案している
アルテアの世界観が体感できる空間となっています。 4世代に渡り引き継がれる伝統に加え、
常に新しいアイデアを取り入れているアルテア。 その根底にはシルクへの愛情と情熱が流れ続けています。
【 アイテム 】
テーラードジャケットは男性にとっての盛装であります。しかし同時に、男性にとっては普段着でもなければなりません。
近年、軽い着心地のジャケットが隆盛を極めておりますが、きちんとした見た目もあわせ持っていなければ、
紳士なジャケットスタイルは完成しません。
つまり構築的な美しさを持ちつつも、着心地が軽快でリラックス感があるのが理想。
休日のちょっとした外出の際、例えばカジュアルなレストランに行く場合など、カッチリしたジャケットでは堅苦しくなってしまいます。
だからといってカジュアル過ぎる格好も大人には相応しくありません。着心地はカーディガンのようにソフト、
それでいて紳士然とした風格が感じられる。つまり風格を纏べきミドルエイジの方が最優先で揃えるべきなのが、カシミア素材。
柔軟かつ軽量で暖かいカシミア素材は秋冬ジャケットの理想的素材であり、
古くから¨いつかは手にしたい高嶺の花¨とされてきました。そんなカシミアだからこそ選びは慎重に！
毎シーズン問題となるカシミア素材の「偽装表記」。
昨年もデパートやセレクトショップ、有名ブランドのセカンドラインなどで販売されていたセーターやストールなどについて、
カシミア素材の「偽装表記」が話題となりました。
カシミアの流通量は生産量の約４倍。単純計算では、「カシミア」、「カシミア混」とされている
商品の¨４分の３¨、¨７～８割¨は【偽物】です。
現状故障品(垃圾品)、問題商品、可能無法修理,請注意の解決策はなく、今後さらに偽物のカシミアが増え続けると懸念されております。
カシミアは原料自体が高価なため、本来でしたら求めやすい価格で手に入るものではありません。
こんな状況だからこそ、信頼できるブランドの¨本物のカシミ¨を手にしたいものです。
選ぶポイントはいくつかありますが、手っ取り早いのは、「一流カシミアブランドから選ぶ」です。
生地背景(サプライヤー）を公表して入れば、確実に上質な本物のカシミアを手に入れられます。
【 コメント 】
Altea(アルテア)からご紹介する『 カシミア シルク ジャケット¨GIACCA TITO¨ 』。
ネクタイブランドとして始まったアルテア。アルテアと言えばストールのイメージがやはり強いですが、
トータルブランド展開しているブランドになります。毎シーズン、ピッティウォモではアルテアの華やかなブースは
ひと際目立つ存在であり、いつもバイヤーたちでごった返しています。ボリオリやフィナモレを一躍スターダムブランドへと
育て上げた代理店アマンのプッシュにより国内でもトータルブランドとして注目を集めております。
圧巻の生地使いで抜群の着心地と精悍さを実現！
現代においてカシミアを使ったアイテム、ましてやこちらをご覧になっている方には、さほど珍しいことではありませんが、
その素材特有の質感は何物にも代えがたい特別感があります。マフラーや帽子などがその代表たる存在ではありますが、
カシミアをもっとダイレクトに楽しみたいのであればアンコン仕立ての1枚仕立てジャケットがおススメ。
1枚仕立て特有のリラックス感に、カシミアが加わることで、もっとも贅沢で上品な1着になることは想像がつくはず。
一切の副資材が省かれている、加えて手作業によって限りなく立体的に仕立てられている、
さらに生地がすごく柔らかいので、まるで¨カーディガンを羽織っているかのような着心地¨になります。
ジャケットと言うより、むしろカーディガンやニットジャケットに近い感じになるとお考え下さい。
信じられないくらい柔らかいので、着ていてストレスを感じることはまずありません。
¨ジャケットはカッチリしているから苦手¨、こんな意見の方でもこちらの品なら問題ないはずです。
カシミア１００％を超えるカシミアシルク素材。
カシミア１００％よりも心地よく機能的なカシミアシルク素材。カシミアシルクのセーターをお持ちの方なら
その質感はご想像との通り。優しく、うっとりなめらかな手触りのカシミアシルクは、一度袖を通せば虜になる着心地のよさ。
シルクを混紡することで、軽く仕上がり、耐久性も向上。ゆえにデイリーに使いやすく、
日頃のビジネスジャケットとしても、週末の休日ジャケットとしても、
この一着さえあればコーディネートに華やかさが加わる、まさに万能ジャケットです。
楽ちんでも砕け過ぎないバランスと、ヒラっと軽く柔らかな着心地が味わえるアンコンジャケット。
ボディスタイルは身頃２Ｂ、ノッチドラペル、サイドベンツの同社の定番スタイル。
テーラリングの高さにも定評のあるアルテアの作るアンコンジャケットは、着心地はイージーであっても
見た目はエレガント。
裏地や副資材を省き、ソフトな着心地でありながらも、肩やバストにはテーラードらしい立体感があり、
着用時の構築的で美しいシルエットは、普通のジャケットと比べてもなんら見劣りすることはありません。
構築的な印象は強くなく、だからといって崩し過ぎてもいない。軽快さを追求しながらも、
あくまで身体を美しく魅せるシルエットとなります。都会的な洗練とイタリアらしい色気を合わせ持っており、
双方のバランスが絶妙です。
イタリア伝統のサルトリアの技術をベースにした巧みな一枚仕立てジャケット。
身返しをしっかり取ったフロントは胸まわりのボリュームやウエストシェイプがきれいに出た非常に有機的な立体感を備えております。
ふわっと肩に乗り、肩傾斜のあるなで肩のショルダーは日本人体型にもぴったりフィット。すっきりとしながら可動域の広いアームホール、
着易さを考慮した前振りの袖付け、ハマリのよいカマや、身体ラインに沿う立体的な腕の曲線によりスリーブのシルエットも
美しく見せてくれます。バランス良くシェイプされたウエストにかけての流れるようなライン取りは、
ボディを筆でなぞったかのような優雅なフォルムを構築。ラルディーニやタリアトーレに勝るとも劣らない仕上がりになっています。
快適のさらに上をいく「楽チンラグジュアリー」なカシミアシルクのアンコンジャケット。
素材から放たれる圧倒的な上質感と、柔らかな肌触り、ストレスフリーな着心地、合わせるアイテムを選ばない汎用性、
サルトリア仕立てによる体型を美しく見せてくれるフォルム……。すべてが極上の「楽チンラグジュアリー」。
着て、見て、使って星３つ。これぞ極上というにふさわしい逸品。
使える定番品だからこそ、こだわりたい¨、そんな欲求を満たしてくれる大人の為の逸品です。
【 ディテール 】
・シングルプレスト
・２つボタン
・ノッチドラペル（ラペル巾：85mm）
・サイドベンツ
・左胸：ウエルトポケット
・腹部：パッチポケット
・袖口 ４つボタン開き見せ
・フロントダーツ
・サイバラ
・大身返し一枚仕立て、袖裏地あり
・内ポケット２つ
・ハンガーループ
【 生地 】
素材は、安らぎと幸福感が味わえる、最高級「カシミアシルク」素材。
カシミア繊維は、天然獣毛のなかでも圧倒的に軽くて繊細。カシミア糸の太さは「約14～16」
マイクロン（100万分の１メートル）しかありません。羊は「20前後」、人の髪の毛が「70～80」
マイクロンですから、どれだけ微細かがわかります。スーツの生地のグレードを表す表記である
Superに換算すると、170～190'sになります。この驚異的に細い原毛を紡績にて撚糸する際、
何千もの極めて小さいエアーポケットが形成されます。このエアーポケットが他の繊維を凌ぐ保温効果を生み出します。
また、繊維が細いため、繊細な肌触り（しっとりとした滑らかな肌触り）で美しい光沢があることも特徴です。
生地を提供するのは、ブルネロクチネリが惚れ込んだイタリア最高峰のカシミア紡績「CARIAGGI」。
マルケ州アペニン山脈の緑豊かな環境に位置する「CARIAGGI LANIFICIO S.P.A（カリアッジ社）」。
1958年創業と歴史はそれほど長くないものの、原毛の調達、紡績、撚糸、染色、仕上げまでの全工程を自社で行うことで
圧倒的な高品質を実現し、瞬く間にLoro Piana（ロロピアーナ社）と並び称されるほどの名声を得た
ラグジュアリーブランド御用達の高級紡績メーカーです。
カリアッジの代名詞にもなっているのが“カシミア”です。
創業以来、カシミアとともに成長を遂げてきた同社は、この素材に特別なこだわりと情熱を注いでいます。
自社の糸に使用するカシミアの原毛に“繊度15.5ミクロン以下、繊維長38ミリ以上”という厳格な基準を設けており、
この基準を満たす最高品質の原毛を中国内モンゴル自治区アラシャン地方から直接買い付けています。
昼夜の寒暖差が60度にもなるアラシャン地方で産出されるカシミア山羊の原毛は、
最高級の中の最高級、いわば“まぐろの大トロ”です。この原毛をイタリアの自社工場で丹念にひとつひとつ検査し、
除毛と洗毛を行い、宝石とも形容される美しいカシミヤ糸を作り出しています。
余談ですが、2022年3月、イタリアを代表するラグジュアリーブランドBRUNELLO CUCINELLI（ブルネロクチネリ）が
カリアッジ社との資本提携に踏み切りました。
Cruciani（クルチアーニ）を所有するカプライ家から数十億円を投じて株式を譲り受けたそうです。
最高品質のカシミア製品で世界中の人々を魅了するブルネロクチネリを支えているのは、実はカリアッジだったんですね。
生地の種類は、さりげない表情を持つ『カシミアシルクカルゼ』です。
最高級カシミアとシルクが１：１の割合で混紡されており、上質を極めたという表現がまさに相応しいクオリティを誇ります。
編みは、こなれた表情(豊かな表情)を演出するカルゼ（杉綾織り）
綾織り特有の凹凸があるのに、そのタッチは滑らかでしなやか。ここまで柔軟なタッチが生み出されているのは、
極上カシミアシルク素材だからこそです。弱起毛によって¨ふっくら温かな¨質感が生まれ、とろけるような抜群の肌触りを生みます。
しっかり目が詰まった耐久性のある編地でも、ニットのようなやわらかさ。とにかく着ていて楽チン。着心地は最高です。
“重厚なツイーディな雰囲気（見た目）”と“とろけるような着心地（快適）”が
絶妙なバランスで調和した“素晴らしい”のひと言に尽きる特選ファブリックです。
「混紡素材」が極上カシミアをさらにグレードアップ。
細番手繊維カシミアの繊細さを補うために質感の異なるシルクを混紡。
カシミヤの華やかさとしなやかさが引き立ち、カシミア100%よりも、しっとり感が増し、とろけるような柔らかさに加え、
体を包み込む安心感と暖かさに満たされます。
着用する本人を幸せな気持ちにさせてくれるヒーリングアイテム。
極上の肌触り、そして軽やかさや温かさ、いつまでも着ていたい・・・・・、誰もがそう思うはず。
それでいて普段着としての強度を高めた、実用性がしっかりと考慮された商品です。
デリケート過ぎないカシミア製品になります。
【 組成 】
カシミア：50%・シルク：50%
【 色 】
上質さ歴然な『メランジェグレー』になります。
カシミアアウターで最優先で揃えるべきなのがメランジェグレー。
奥行きのあるメランジェとカシミアの質感が相まって生まれる甘く柔らかなグレーは、若い男性には凛々しさ、
大人の男性には若々しさをもたらしてくれる幅広いポテンシャルを持っております。茶系、黒系、等全てのカラーと相性のいい、
いわゆる「つなぎ色」 なのであれこれ迷うことなく、幅広いコーディネートに活用して頂けます。
【 サイズ感 】
シルエットは、『フィッティングの良いスマートなシルエット』になります。
楽ちんジャケットらしく、より快適に着こなせる細身のリラックスフィット。脇下に多少のゆとりを設けたカーディガン感覚の快適さ。
ウエストのシェイプによってくびれを強調しエレガントなメリハリを生み出していますので、着用するとスマートに体に収まります。
身体のラインをなぞるようなグラマラスさではなく、自然かつ綺麗にボディラインを浮かび上がせる流線美といったところ。
ちょっと短めの着丈も、カジュアルに着るという意味では、とてもこなしやすいと思います。
【 サイズ 】
「 50 」
【 サイズ実寸 】
着丈： 72 cm
肩幅： 45 cm
身幅： 55 cm
ウエスト幅：51 cm
袖丈： 63 cm
採寸位置
着丈・・・・・襟付け根中心から裾
肩幅・・・・・肩先から肩先直線
身幅・・・・・袖付け根位置の脇下両端直線
ウエスト幅・・ウエストの一番細い部分の直線
袖丈・・・・・肩先、袖付け根から袖口
全て平台の上に平置きし、外寸を計測。
サイズスペックは各サイズよりランダムに選んだ一個体の実寸値となります。
商品により誤差がある場合がございますのでご了承ください。
【 着用シーズン 】
秋／冬
【 モデル 】
GIACCA TITO
【 モデル 】
2162051
【 状態 】
新品未使用
【 付属品 】
タグ
【 製造国 】
イタリア製
【 定価 】
￥ 226,600 (税抜き 206,000-）
イタリア定価 1,250.00ユーロより換算
【 備考 】
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