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JDirectItems Auction 古董、收藏 工藝品 漆器 香盒
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    「源氏物語」梅枝の巻・源氏の君、明石の姫君の御裳着(もぎ)の儀式の前に香合の準備をする・大炊御門宗氏・自筆・茶道・茶道具1B

    出雲藩主の正室・方子と娘・玉映の落款

    「升天入地求少普遍」漢詩文・白楽天

    仙台藩医・木村寿禎の落款

    原本の断層画像写真

    入内の準備・左・明石の姫君・右・源氏の君

    香合の準備・源氏の君

    入内の準備・左・明石の姫君・右・源氏の君

    入内の準備・左・明石の姫君・右・源氏の君

    • 商品數量
      1
    • 起標價格
      25000円
    • 最高出價者
      a*6*8*** / 評價:1976
    • 開始時間
      2025年01月19日 17時29分(台灣時間)
    • 結束時間
      2025年01月24日 19時24分(台灣時間)
    • 拍賣編號
      s1169986791
    • 商品新舊
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    • 提前結束
    • 可否退貨
     
    此功能 由google翻譯提供參考,樂淘不保證翻譯內容之正確性,詳細問題說明請使用商品問與答
    令和6年に「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されておりました。

    京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

    自筆「源氏物語」の「梅枝(うめがえ)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。

    原文は「源氏物語・梅枝の巻」として美しく描かれている

    自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。
    したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。 大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。現在の今上天皇と系譜がつながっている。

     関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。(資料の記録は下記に掲示)

     出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。
     自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。従って、応永五年とは、書き始めの年である。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。


     大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。

     旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。

     出品した「源氏物語」は梅枝(うめがえ)の内容の要旨
    「梅枝の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第32帖。東宮の元服に合わせ、源氏も明石の姫君の裳着の支度を急いでいた。源氏の君は女君たちに薫物の調合を依頼し、自分も寝殿の奥に引きこもって秘伝の香を調合する。雨の少し降った2月10日、蛍兵部卿宮を迎えて薫物合わせの判者をさせる。どの薫物も皆それぞれに素晴らしく、さすがの蛍宮も優劣を定めかねるほどだった。晩になって管弦が催され、美声の弁少将が「梅枝」を歌った。翌日、明石の姫君の裳着が盛大に行われ、秋好中宮が腰結いをつとめた。姫の美しさに、目を細める中宮。(さすがは大臣の愛娘であること)と感心していた。源氏は本来ならば明石の御方も出席させるべきであったものの、噂になることを考えて、出席させられなかった事を悔やむ。東宮も入内を待ちかねていたが、源氏は自分に遠慮して、入内を控える貴族が多い事を憂慮し、明石の姫君の入内を延期。他の貴族にも姫君の入内を働きかけた。このことから早速左大臣の姫(のちの藤壺女御。薫の妻・女二宮の母。)が入内し、殿舎は麗景殿に決まる。源氏は明石の姫君の殿舎を淑景舎(桐壺)と決め、華麗な調度類に加えて優れた名筆の手本を方々に依頼するのだった。


    自筆右下四つの印のうち下2つは、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印、上2つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。


    原本自筆上部には、「升天入地求少普遍」《天に升(のぼ)り地に入りてこれを求むること遍(あまねし)》という篆書印が押捺されている。この漢詩は漢の皇帝玄宗が、楊貴妃のなきあとの魂のありかを求めているときの白楽天の有名な描写である。源氏物語「梅枝」の原文の中に「なき御影にも」として秋好中宮の母君である藤壺女御について記してある。内容は、藤壺女御が天に上ったあと、その魂が冷泉天皇の中宮・秋好中宮にその美しさが投影されていることを意味している。源氏の君は藤壺中宮のなきあと、「せめて夢の中にでも見えてくれればよいのに、それすらかなわないあの人の魂の行方を捜しだしておくれ」と祈ったことがある。源氏の君の姿は、楊貴妃の魂を探す玄宗皇帝の姿はまさに重なり合う。楊貴妃を愛した漢の玄宗皇帝が楊貴妃なきあとの魂を探し求めていたのと同様に源氏の君もまるで白楽天の漢詩のように藤壺女御なきあとの魂を求めていた内容とほぼ同じである。紫式部が「梅枝」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。詳細な理由は下記説明欄に記載

    (自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)

    大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

    《「源氏物語」梅枝(うめがえ)の巻》
    「梅枝」の巻は英文で「A Branch of Plum」と表記されます。
    原本自筆上部に「升天入地求少普遍」《天に升(のぼ)り地に入りてこれを求むること
    遍(あまねし)》という篆書印が押捺されている。中国漢の時代の美女・楊貴妃なきあとの
    魂を玄宗皇帝が追い求めるという白楽天の有名な漢詩です。


    「額縁入自筆原本」
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    「自筆原本」
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    自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)

    原本自筆上部には、「升天入地求少普遍」《天に升(のぼ)り地に入りてこれを求むる
    こと遍(あまねし)》という篆書印が押捺されている。中国漢の時代の美女・楊貴妃なき
    あとの魂を玄宗皇帝が追い求めるという白楽天の有名な漢詩です。




    自筆が「古切」とされたのは江戸時代。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

    (1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。


    《「源氏物語」梅枝(うめがえ)の巻》

    《御しつ》・・・・・らひのもの(物)ゝおほひ(覆)、しき(敷)物、
    しとねなとのはし(端)ともに、こ院の御世のはし(初)めつかた(方)、
    こまうと(高麗人)のたてまつ(奉)れりけるあや(綾)ひ(緋)
    こん(金)き(錦)ともなと、いま(今)の世の物にに(似)す、
    猶さまさま(様々)御らん(覧)しあてつゝせさせ給て、このたひ(度)の
    あや(綾)うす物なとは人々に給はす。
    かう(香)ともは、むかし(昔)今のと(取)りなら(並)へさせ給て、
    御かたかた(方々)にくは(配)りたてまつ(奉)らせたま(給)ふ。
    「ふたくさ(二種)つゝあ(合)はせさせ給へ」と、き(聞)こえさせ給へり。
    をく(贈)りもの(物)、上達部のろく(禄)なと、世になきさま(様)に、
    うち(内)にもと(外)にもしけ(繁)くいとな(営)みたま(給)ふに
    そ(添)へて、かたかた(方々)にえ(選)りとゝの(整)へて、
    かなうす(臼)の音、みゝ(耳)・・・・・《かしまかしき》


    (文責・出品者)
    「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。

    (2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。


    《「源氏物語」梅枝(うめがえ)の巻》
    《源氏の君、明石の姫君の御裳着(もぎ)の儀式の前に香合の準備をする》

    《姫君(明石の姫君)が身辺にお用い》・・・・・・になる御調度品の覆い、
    敷物、褥(しとね)などのそれぞれの縁(ふち)どりといった品々にも、
    桐壺院の御代のはじめのころに高麗(こま)人が献上した綾や緋金錦(ひごんき)の
    類の品々が今の世の物とは比べものにならない御代のはじめのころに
    高麗(こま)人が献上した綾や緋金錦(ひごんき)の類の品々が今の世の物とは
    比べものにならないので、さらにあれこれとご検分になっては、
    適当なものを選んでお振り当てになり、このたびの大弐献上の綾や
    羅(うすもの)などは、女房たちにお下げわたしになる。
    いくつかの香木は、昔のものや今のものをお取りそろえになって、
    御方々に割り当てておさしあげになる。源氏の大臣(源氏の君)は、
    (源氏の君)「薫物を二種ずつ調合なされ」
    とお頼み申しあげなさる。
    御裳着(もぎ)の当日の贈物、上達部(かんだちめ)への禄の品などは、
    世にまたと見られぬくらいご立派なものをと、お邸の内でも他所(よそ)でも
    忙しく用意していらっしゃるが、それに加えて、御方々のところでも
    材料の香木を選びととのえ、それらを搗(つ)き砕く鉄臼(かなうす)の音が
    耳やかましく・・・・・・《聞える今日このごろである。》

    現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

    備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。




    (2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。


    《A Branch of Plum(梅枝)》
    New fabrics did not compare with the damasks and red
    and gold brocades which an embassy had brought
    from Korea early in his father's reign.
    He selected the choicest of them and gave the Kyushu silks
    and damasks to the serving women.
    He laid out all the perfumes and divided them among his ladies.
    Each of them was to prepare two blends, he said.
    At Rokujo and elsewhere people were busy with gifts
    for the officiating priests and all the important guests.
    Every detail, said Genji, must be of the finest.
    The ladies were hard at work at their perfumes,
    and the clatter of pestles was very noisy indeed.


    英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
    Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)



    (2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。


    《梅枝》
    《着裳式中所需用的毯子、》・・・・・・・子和褥子,
    都用。源氏命人把桐帝初年朝人所的
    金等今世所无的珍品取出来,分派定用途。
    便把太宰大弍所了侍女。
    香料新旧都要,分送院内各位夫人配制,:
    “把各配一。”人的物品,以及送公卿的礼物,
    都很精美,世无其。院内院外,都忙于准。
    女精材料,制香,臼之声盈耳。


    中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
    豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)


    「梅枝の巻」原本の奥扉(原本番号20-B)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印
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    左の写真が「源氏物語」梅枝の巻の末尾(原本番号20-B)の押印。
    写真左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)

    家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。
    冬姫は内大臣・通誠の養女。
    冬姫は通称。正式な名は伊達貞子。

    原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。
    言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく
    流れてゆく」です。白楽天の有名な漢詩です。


    篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
    右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。
    表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
    (奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。)


    自筆の疎明資料等は、下記の通りです。

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    (Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。筆者は近衛関白政家公。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。左の写真は、桐壺の巻の奥付。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。上下2段の花押のうち、上の印は。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


    「自筆の画像断層(MRI)写真」

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    (出品した自筆の「断層画像写真」(梅枝の巻)MRI 32―1B

    「源氏物語」梅枝の巻の絵の資料

    下記写真は、入内の準備をする明石の姫君と源氏の君の絵

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    「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」

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    1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
    2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。



    大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
    商品説明(来歴) 大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。

    漢詩文 原本自筆上部には、「升天入地求少普遍」天に升(のぼ)り地に入りてこれを求むること遍(あまねし)」という篆書印が押捺されている。この漢詩は漢の皇帝玄宗が、楊貴妃のなきあとの魂のありかを求めているときの白楽天の有名な描写である。源氏物語「梅枝」の原文の中に「なき御影にも」として秋好中宮の母君である藤壺女御について記してある。内容は、藤壺女御が天に上ったあと、その魂が冷泉天皇の中宮・秋好中宮にその美しさが投影されていることを意味している。紫式部がこの原詩に親しんでいたことがわかる。

    漢詩の落款の意味 原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。  特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。  「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。 「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。  落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
    「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。白楽天の有名な漢詩です。 この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。
    つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。


    自筆の希少価値について 自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。
    出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。
    古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。

    断層(MRI)写真 従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。

    寸法 「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。額縁は新品です。

    「源氏物語」の自筆について 1・筆跡の分析について
     国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。
    一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。

    2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
    自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。
    「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。

    3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
    近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。

    4・近衛基熙(このえもとひろ)について
    近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。 承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

    HP 近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。 出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。

    ツイッター「源氏物語の世界」 も合わせてご覧ください。


    不昧公 公卿 肉筆 保障 保証 真筆 真筆 親筆 古筆 本物保証 本物保障 室町 掛軸 掛け軸 自筆 天皇 茶道具 宗鑑 良寛 伝来 歌仙 極め 極札 極め札 鑑定
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    代標、代購服務越來越便利,但海外購物有一定的風險與問題,為了降低購物風險,提高購物的安全,請務必閱讀以下資訊:
    收到商品:盡快確認檢查,商品規格、數量、配件,商品敘述是否符合。
    假設不幸遇到問題,提供如何反應相關資訊: 一、商品缺少提供資訊範例
    二、商品不符提供資訊範例
    三、商品破損提供資訊範例
    四、7-11店取商品破損提供資訊範例

    提醒:
    1. 因賣家不願寄送海外,且不清楚商品被寄送海外,所以退換貨產生的國際運費,是需要由會員自行支付,請參考郵局 EMS 費用查詢,若是酒類 或 影響飛安商品 無法使用郵局寄送,僅能更改使用 DHL 寄送回日本。
    2. 請保持商品,外包裝完整性,包含託運單資訊,並禁止自行維修或改變原始狀況,若是有異動,丟棄 亦或 轉寄/委託代領者,或者空運商品抵台超過一周,及經海運商品,皆無法受理處理客訴案件。
    3. 若賣家同意退換處理,返品配達確認後,沒有異常或反應錯誤,商品會被退還,僅能協助寄送回台返還,會再產生往返海外當地運費,來回國際運費,及國內宅配費用。
    4. 日本與美國寄送返品費用不同,依照實際產生費用為主。
    選擇國際運送
    1. 空運:抵台通知超過七天以上未確認商品狀況,產生客訴案件,將無法與賣家反應 或 評價處理。
    2. 海運:抵台時間超過一個月以上,無法與賣家反應商品疑慮、功能異常、給予評價...等。
    3. 海運商品缺少 或 收到錯誤商品,可協助詢問賣家,但若有其他因素(延遲領貨、認知不同、頁面相符...等),均不接受任何問題及客訴處理。

    註:以上 有其他因素(延遲領貨、認知不同、頁面相符...等),均不接受任何問題及客訴處理。
    常見問題與膺品處理方式
    1. 古董、名牌類商品收到發現為膺品,需要舉證正規品(正品)與仿冒品的差異清晰照片。
      若無法提供相關證明(僅限精品名牌),可協助尋找 日本當地第三方公正機關進行 精品鑑定服務 會員需自行負擔鑑定費用 及 海內外宅配和往返國際運費。
    2. 商品若有日本第三方公正單位證明後,我們會協助反映,但決定權在賣家手上,我們無法保證退貨成功。
    3. 古董類鐵瓶漏水,需要將漏水的地方拍攝清晰照片。
    4. 商品若是於國際運送或台灣國內運送損壞,需要提供台灣運送的外箱與商品外箱損壞清晰照片。

    註:
    1. 提供給賣家照片請勿有中文相關資訊,委託貨運公司取貨 或 非本人領貨,提領後無法受理破損遺失案件處理。
    2. 若提供非日本當地開立依據/證明,將無法協助反映。
    現場自取 若選擇現場自取服務,請於現場取貨時檢查商品狀態、數量、配件等相關問題,若遇到商品有問題時,請與現場客服人員反映,客服人員會與您確認商品編號,並且將商品拍照並建立客訴案件,同時會透過客服留言給您,將您的問題與希望處理方式一併交由處理人員進行確認並與賣家反應。
    若當下無法提供相關資訊時(僅限贗品),請您於取貨後24小時內將照片拍照傳送至service@letao.com.tw 服務信箱中,利於樂淘明確與賣家反映。

    註:若離開後反映商品損壞、缺件等相關問題,樂淘將無法協助處理。
    黑貓宅配 / 7-11店取 / 大榮貨運
    若選擇 黑貓宅配 / 7-11店取 / 大榮貨運 宅配服務,收到商品檢查商品後,有任何疑問需要協助處理,請盡快向樂淘反映,於2小時內反映,超過時間將不受理,以下提醒事項:

    1. 請勿將收到商品拆封使用,自行送修,且務必保留原始外包裝,利於後續處理相關事宜,避免商品更動過賣家不願處理。
    2. 電話聯繫客服人員,客服人員會留言給您,並且請您提供以下資訊:

    您好
    商品ID:___問題,會先幫您建立客訴案件,但需要請您提供商品問題2-3張清晰的照片,傳送至service@letao.com.tw 服務信箱,並告知我們您想要的處理方式(若未提供,會造成無法處理後續事宜),完成寄信後於客服留言訊息中告知,我們會盡快幫您與賣家確認,待處理人員處理後,若有相關疑問會再與您聯繫,感謝您的協助。
    謝謝


    重要提醒:
    1. 提供 (商品編號)
    2. 如果有(納品書)也請拍攝
    3. 外箱圖片(含內、外包裝)
    4. 商品圖片 (由於我們對於商品並非專業,請於圖片外附上說明,以利我們與賣家確認)
    5. 圖片背景切勿出現中文字樣及中文商品
    6. 請保持商品,外包裝完整性,包含託運單資訊,並禁止自行維修或改變原始狀況,若是有異動,丟棄 亦或 轉寄/委託代領者,或者空運商品抵台超過一周,及經海運商品,皆無法受理處理客訴案件。
    7. 相關資訊請您於48小時內提供,避免錯過反應的黃金時間,造成無法處理狀況
    8. 由於99%的日本賣家不願意與不清楚商品寄送海外,若賣家願意處理時,商品必需寄送回日本,因此產生的國際運費必需由會員負擔,而樂淘並無配合的貨運公司,會幫您使用郵局 EMS 國際快捷將商品寄送回日本,若是酒類 或 影響飛安商品 無法使用郵局寄送,僅能更改使用 DHL 寄送回日本。
    9. 由於購買海外商品,當商品發生問題時處理的程序與過程結束,需要一至二週時間左右。 提醒您可以至郵局的 EMS 方式查詢約略的費用
    10. 返品寄回海外賣家,經確認後,若是沒有異常,或者與賣家寄出時狀態有異動,賣家不受理處理,亦或買家反應錯誤的話,一般海外賣家會將商品退還給我們,會再產生往返的海外當地運費,以及商品返送回台的國際運費,抵台後會建立補寄案件,並於第二次付款內補收上述費用再加上當初寄回國外郵局ems國際運費,抵台後如需宅配,會再產生國內配費用
    日本寄送日本/日本郵局海運/日本郵局EMS空運
    無論任何原因,國際運送方式使用日本寄日本/日本郵局 運送服務,當發生商品問題時,無法接受客訴,不論交易中,運送中,或者收到商品有問題,未收到等情況,都無法協助詢問賣家,且不在四大保證範圍內。

    由於商品轉寄至指定收件地點,無論賣家寄錯,到貨破損,會造成無法處理的困難,不接受任何商品問題及客訴處理,不接受退貨退款。
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    商品名稱 : 「源氏物語」梅枝の巻・源氏の君、明石の姫君の御裳着(もぎ)の儀式の前に香合の準備をする・大炊御門宗氏・自筆・茶道・茶道具1B
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